ここ日本では、全国各地いたるところに食事処や飲み屋があるが、何でもそうであるように、あらゆる客層のニーズに応えるために、膨大な種類のテーマを設けている。特に東京都内には、おしゃれで、ユニークで、奇妙で、奇抜なテーマのカフェやレストランがいくつもある。動物カフェやメイドカフェなど、きっと一度は耳にしたことがあるのではないだろうか?普通のレストランやバーに行ったことがあり、何か新しいお店をトライしてみたいという人は、以下に挙げたお店を検討してみては?きっと他では味わえない、忘れられない体験になるはずだ。
1.坊主バー
東京の中心地、四谷三丁目の駅から歩いてすぐのところにあるバー「坊主バー」。僧侶の藤岡善信さんがオーナーを務めるカクテルバーである。彼は「みんなが集まれる場所を作りたい」という思いで、このパーを始めたそうだ。
バーテンダーはもちろん全員僧侶で、お酒の名前もすべて仏様にちなんでいる。お酒のほかにも、禅料理をイメージしたスナックが意外と充実している。
仏教や宗教の文化、歴史についてもっと知りたい人は、僧侶のスタッフが快く教えてくれるし、お店にある市販の書籍で勉強することもできる。運が良ければ、お経を聞くこともできるかも?英語が話せるスタッフも多く、メニューも英語で表示されているので、外国人観光客にもありがたいだろう。日本語を話せなくても、おもしろく、新しい人生の教訓を得られる場となるかもしれない。
2.忍者場 NinjaBar
東京の一大観光地、浅草にある「忍者場 NinjaBar」。地下街にひっそりと佇む小さなバーであるが、忍者カレーや忍者お好み焼きなど、忍者をモチーフにした料理や、忍者爆弾といったユニークなカクテルが味わえる隠れ家的なお店だ。
飲食のほかに、吹き矢の使い方や手裏剣の投げ方など、忍者スキルを学び、磨くことができるかもしれない。さらには、忍者のコスチュームに身を包むことまで可能だ。
3.ロボットレストラン
東京で一番有名なレストランなので、一度は耳にしたことがあるのではないだろうか?その理由は、ウェブサイトを見ればお分かりだろう。このロボットレストランは、2012年にスタートした珍しいテーマのお店で、特に様々な国からの外国人旅行客に人気となっている。エントランスホールの壁には、世界的著名人や大物セレブの写真がたくさん貼られていて、いかに有名なお店であるかが伺える。煌びやかな光とネオン、スリリングな音楽で彩られたロボットのディスプレイを見ながら、ドリンクや食事を注文できる。店内にあるすべてが非常に華やかで、輝いて映えているので、カメラを持っていけば、ステキな写真を撮ることができるだろう。
4.釣船茶屋ざうお
このお店は、200匹以上の魚が泳ぐ人工湖に船を浮かべ、釣竿で自分の魚を釣ることができるというテーマのレストラン。釣りが好きな人なら、このレストランでの食事が気に入るだろうが、そうでないなら他の選択肢を検討しよう。自分で釣った(あるいは選んだ)魚を、刺身、フライ、塩焼き、焼き物など、注文を受けてから新鮮な状態で調理してくれるので、他にはない食体験が待っている。